こんにちは、ちょっと最近 TED の動画が面白くてしょっちゅう見ているぴよこ改めuyaです。
tedと言っても喋るクマのぬいぐるみではなくて Technology Entertainment Design です。
その中でも気になったひとつがデジャヴについての動画
デジャブとは、これまでに一度も見たことのないはずの景色や体験したはずのない状況を、まるで以前に見たり体験していたかのように感じる現象です。
同様の現象は日本語で「既視感(きしかん)」と呼ばれています。
この動画の中でわかりやすく説明されています。
「よく起きるよ!」って方も、けっこういるのでは…
たとえば、今、現在に全く関わりのない時代、風景、事象が突然懐かしく思ったり、「あれ、これどっかで」「あ、これ夢にみたことある」あの感じです。
すでにこれと同じことを体験しているような気がするけれども、ここは初めて訪れる街、これは初めて食べる物だし、初めて会う人だし…ってな感じ。
デジャヴ(deja vu)という言葉は、1917年にフランスの超心理学者エミール・ブワラックが提唱し始まったもの。
フランス語で「すでに見たことがある」という意味。それ以来、40以上の説が、この現象を解明しようと展開されてきましたが、未だに裏付けのある説はでていません。
良く起こる人=病気説 なんてのもあるので心配ですね。
その中でも特に有力だとされる3つの説が上の動画で紹介されています。
「レストランにて、ウェイターが持ってきたパスタを落としてしまう」というシチュエーションを例にだして説明されています。
説1:デュアルプロセス(Dual Processing)
パスタを落としてしまうウェイター。
この一瞬の出来事を、例えばウェイターの動きや表情、パスタの香り等をそれぞれ記録し、それらの現象を総合して「おっちょこちょいのウエイター」として記憶されます。
それぞれの記録は通常ならば互いに同期しています。
が、たまにその中でちょっと遅れて届いてしまう記録があって、そのちょっと後に届いた記録(ウェイターの表情)に触れた時に「あ、これ見たことある!」と感じるのです。それもそのはず、ほんのちょっと前に、先に届いた記録(ウェイターの動きとパスタの香り)によってすでに体験していたからです。
説2:ホログラム説(Hologram Theory)
おっちょこちょいウェイターのいるレストランには、チェックのテーブルクロスがあったとします。
そして、このテーブルクロスと似たようなものを昔おばあちゃんの家で見たことがあったとします。
脳では、全体像を表すのにその記録の小さな小さなひとかけらを保存しています。例えば、ホログラムの映像が小さな点から発せられる様に。
そこで、このテーブルクロスをレストランで見た時に、たまにそのひとかけらの情報から「これはおばあちゃんの家で過去に見たものだ」という全体像を認識するのに失敗し、「あ、これ前もあった!」と感じてしまうのです。
本当は違うシチュエーションの違うテーブルクロスなのにね。
説3:分散した注意力(Divided Attention)
1つのことを集中して見てしまうあまりに、周りのことが意識して頭にはいっていないという状況。
例えば、おっちょこウェイターがパスタを落とした時に、下に落ちて行くフォークに気を取られていたとします。
その時には、もちろんつまづくウェイターやテーブルクロス、ちらばるパスタも目にはいっているのですが、それは無意識のうちであり、見たという意識はありません。
ふと、フォークから注意を戻して全体を見た時に「あ、これ前にもあった!」と感じます。
それはそうです。注意を払っていなかっただけで、すでに無意識で見ていたのですからね。
オカルト目線だと、前世の記憶によって起こるといわれているね。
輪廻転生説ってとっても面白いし夢があるけど不確かすぎるので、私はやっぱり科学が好き。
だけど創作物のオカルトは大好物♡ふふふ
そして、おまけ。映画『DEJAVU』の挿入歌(デンゼルワシントン主演)
良い曲だね( ˘ ³˘)♥
TEDの動画はとっても興味深いのがたくさんあるので、またやります♪